歯科業界の人間が自信を持って教える、おすすめの歯磨き粉4選

歯磨き粉 おすすめ ブリリアントモア コンクール ジェルコートF MIペースト オーラルピース

歯磨き粉 おすすめ ブリリアントモア コンクール ジェルコートF MIペースト オーラルピース

私が、歯科業界の会社に勤め始めたのは今年の4月頃。ちょうど今日で6ヶ月が経ちます。

会社に入社する前は一消費者として、ドラッグストア等で歯磨き粉を選んできたわけなんですが、入社して歯科の知識が増えていくにつれて、歯磨き粉の選び方も変わってきました。気づいたのは、歯磨き粉は適当に選んではいけないということ。今まで本当に間違っていたと思います…。

歯磨き粉は、含有成分をちゃんと見て選ぶことが大事です。歯は一生もの。むし歯や歯周病から身を守ることが、何歳になっても健康な生活を維持するには重要なことです。

そこで、今回は自分も愛用している歯磨き粉を4つご紹介します。ぜひ次の歯磨き粉選びの参考にしてみてください。

コンクール ジェルコートF

コンクール ジェルコート F

一番おすすめする歯磨き粉は、この「コンクール ジェルコートF」。むし歯予防には一番おすすめできる商品です。

そもそも歯磨き粉をする目的とは、むし歯予防・歯周病予防のはずです。その目的を目指すためには、口の中にいる細菌を殺菌して、歯垢や細菌が住み着くバイオフィルムを作らせないことがなにより大事です。この商品は、殺菌力の高いクロルヘキシジンという成分が入っているのと、フッ素コート力があるため、むし歯予防、殺菌、消炎効果が期待できます。

また、この歯磨き粉の特徴として、研磨剤が入っていません。入っていないおかげで、歯の表面のエナメル質を傷つけることがありません。

一般的に売られている歯磨き粉は研磨成分を含んでおり、歯の表面についた着色汚れを落とすことができますが、毎日研磨剤のある歯磨き粉で磨くと歯の表面がざらついてしまい、かえって着色汚れがつきやすくなるんですね。でも、このコンクールはその成分を含んでいないので、着色しやすくなる心配がありません。

ポイントは、フッ素です。フッ素塗布するだけでも、かなりのむし歯予防になります。もし、お気に入りの歯磨き粉が既にあってそれを使い続けたいのであれば、ライオンから発売されているチェックアップジェルを使うのもおすすめです。この商品はフッ素が950ppmと多く含まれており、歯磨きをした後に塗る商品です。こっちのほうがやや安め。

ブリリアントモア

ブリリアントモア

ライオンから販売されている歯磨き粉です。この商品は歯の着色汚れを落としたい人におすすめです。特にコーヒーやタバコ、ワインなどが好きで、歯の表面が着色しやすい方には効果があります。

そのメカニズムとして、ピロリン酸ナトリウムという成分を含んでいるのがポイントです。この成分は、歯の表面についた着色汚れを浮かす効果があります。

実はこの商品もフッ素が950ppm含まれているため、虫歯予防にも効果があるんですね。ちなみに日本で販売できるフッ素の量は、1000ppm以下です。このフッ素が多ければ多いほどむし歯予防に効果を発揮します。

でも一方で、無水ケイ酸という強い研磨成分を含んでいるので、毎日使うことは歯を傷つけるためおすすめできません

そのため、虫歯予防・歯周病予防に「コンクール ジェルコートF」を毎日使い、この「ブリリアントモア」を週に2回使うことが、個人的にベストな組み合わせでオススメします。

オーラルピース

オーラルピース

口臭が気になっていたり、ドライマウスな人には、この「オーラルピース」がおすすめです。

口臭の原因の9割は、口腔内の環境にあると言われています。その多くは唾液の分泌量が少ないことが原因なんです。
唾液が少ないと、口の中に雑菌が繁殖しやすくなります。歯垢の臭いを嗅いだことのある人は分かると思いますが、口の中の細菌は強烈な臭いを発します。

そこで、このオーラルピース。口の中を保湿する成分が含まれており、ドライマウスを防いでくれます。また天然由来の殺菌成分であるネオナイシンが、口腔内の菌を殺菌します。中身は、透明のジェルのため通常の歯磨き粉をイメージしている人はさぞかし驚くでしょう。

また天然原料ということから、飲み込んでも安心なのが特徴です。歯磨き粉を吐き出すのが苦手な人や誤飲しやすい人にもおすすめですね。

余談ですが、この製品を作った会社、週刊東洋経済の「すごいベンチャー100」に取り上げられるほど、注目されているバイオベンチャー企業です。

MI ペースト

MIペースト

歯医者さんによく初期むし歯ですねと言われたり、歯がしみやすいと感じている人はこの「MIペースト」をおすすめします。個人的はこの洗練されたデザインが好きです。

この商品は、歯磨きをした後に使う歯磨き粉です。エナメル質を強化する働きがあります。

CPP-ACPというリカルデントガムに含まれる同じ成分が含まれており、塗るだけで豊富なミネラルが歯をパックし、エナメル質を強化してくれます。つまり酸で溶け出したエナメル質の再石灰化を促進する効果があるため、むし歯予防に効果があるというわけです。

使い方は、歯磨きした後に歯ブラシでMIペーストを歯に塗布して、3分間じっくり待ちます。その後、口の中に溜まった唾液を吐き出します。その後は30分ほど飲食を行わないようにします。そして30分後に、少量の水でうがいをしましょう。

ミント、ヨーグルト、バニラ、メロン、ストロベリーのフレーバーから選べますが、個人的はミントが無難だと思います…。注意点として牛乳由来の成分を含んでいるため、牛乳アレルギーの方はお使いになれないです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

正直、これらの商品は、一般のドラッグストアで見かけることはないと思います。なぜなら歯科専売品という括りの商品だからなんです。

市販品と歯科専売品の違いは、消費ターゲットの幅にあると私は思います。

大手量販店で流通している市販品であれば、誰でもある程度歯磨きすれば、効果が得られように研磨剤や発泡剤を入れます。これによりエナメル質が削れるリスクはありますが、ある程度歯垢などは落とせます。発泡剤を入れるのは、泡立ちを良くするのもので、歯を磨いた気にさせます。でも歯を磨く際、泡立ちはむし歯予防にとって、どうでも良い話です。

つまり市販品とは、大衆にウケさせるために企業側行っているマーケティング戦略の製品というところです。

その一方で、歯科専売品は、歯医者さんが患者の状態に合わせて購入を勧めます。なので、かなり特徴のある製品が多いです。ちゃんと磨けば市販品より効果が得られるものも多いのが事実。歯科医院だけでなく、なぜか東急ハンズやロフトでも販売されています。

個人的には、ジャリジャリ研磨成分が入った市販品より、今回ご紹介した歯科専売品を使うことをおすすめします。Amazonのランキング上位には、歯科専売品が多く並んでいます。ネットで手に入れることの多い商品ではありますが、それほど消費者には受け入れらていると考えるからです。

僕個人、歯科専売品を選ぶようになり歯磨きが楽しくなりました。結構初期むし歯ができやすい口内なのですが、コンクールとMiペーストを使うようになり、歯医者さんに指摘されることも減りました。

それでは、よいオーラルケアライフを!

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