広東語の数字はこれで覚える。ジョージ・ラム(林子祥)の「數字人生」

大家好。香港が好きな人間、とっぺです。

広東語を勉強したくて、たまらネェ……という感情を抑えつつ、普通話を勉強しています。

でも、『恋する惑星』のように、歌を口ずさむような広東語を話したい……!

恋する惑星 ケバブ屋 おっさん

おう!おっさん、あんたのことだよ!おっさんの歌うような広東語にはマジ惚れたぜ。

(このおっさん、陳錦泉という人らしい。本当に映画では名脇役だと思う)

で、少しでも広東語を学びたい。

挨拶、自己紹介、数字だけでもいいから、少しぐらいは知っておきたい。

そんな人におすすめの歌があります。それが林子祥(ジョージ・ラム)という香港の歌謡スターが歌う、「數字人生」という曲。

数字人生という名前の通り、歌詞の中には数字ばかり! このエントリでは、この歌詞と日本語の意味を紹介していきたいと思います。

この曲はスゴイ、曲の真ん中以外は全て数字。

リンセッサーンセッ リンパチャッパ……カオス過ぎます。

初めてこの曲に出会った時は、そのカオスさに衝撃を受けました。

それに歌詞も凄く意味深じゃないですか。

填滿一生 全是數字
誰會真正知是何用意
煩惱一生 全為數字
圓滿的掌握問誰可以

明明刨正23 為何彈出41
誰人能夠預知
4點34價位暴升變左1004
憑號碼來認識 你的IQ
你的身家 你的體魄 你的一切
人與數字有許多怪事
看看計數機裡幽禁幾多人質

日本語読みすれば、「全て数字」「一生煩悩」「お前の家」「人と数字は不思議が多い」とか、

何かこう数字が人の人生を奪っていくことに、この曲は警笛を鳴らしているのか…?と考えてしまった曲です。この曲は生まれた80年代は、コンピュータが少しずつビジネスや社会に浸透していった時代ですからね。時間や数字に追われる現代人……うーん謎は深まる(笑)

実際の日本語訳は以下の通りです。
——–

填滿一生 全是數字
人生は数字で埋まってる

誰會真正知是何用意
その意味をちゃんと分かってる者などいない

煩惱一生 全為數字
数字で埋まった人生に悩む

圓滿的掌握問誰可以
誰に訊いたら完璧に把握できるだろうか

明明刨正23 為何彈出41
連勝単式で2番3番の馬券を買ったら、どういうわけか4番1番が来た

誰人能夠預知
未来を予見できる人などいない

4點34價位暴升變左1004
4時に34だった株価が1004に急上昇

憑號碼來認識
番号でもって認識する

你的IQ 你的身家 你的體魄 你的一切
あんたのIQ あんたの身分 あんたの肉体 あんたの全て

人與數字有許多怪事
人と数字にまつわるたくさんの奇妙な逸話がある

看看計數機裡幽禁幾多人質
電卓の中に何人の人質が軟禁されてるか見るがいい

———

単純に競馬に思うおっさんの曲?と思いきや、やはり何か意味がありそうですよね…。

さて、この曲には2つバージョンがある。

80年代に制作された初代のものと、最初に紹介した2001年のもの。

実は最初に紹介した新しいものは歌詞に「填滿一生 全是數字」からのフレーズが入っていない。入れなかったのには何か意味があるのだろうか。

80年代の初代の曲を紹介したい。『白金巨星耀保良』という香港の紅白みたいな番組(いかにも80年代っぽいぞ!)に、ジョージ・ラムさんが出て歌っています。中国返還前の香港、なんか自由だなあ。

やっぱり競馬、笑。あまり意味を考える歌ではないかも知れませんね。

Pocket
LINEで送る